文学– category –
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文学
『風の歌を聴け』/ 村上春樹
何十年というほどでもないですが、かなり昔、私は学生のときに、近所のTSUTAYAで、目についた小説の冒頭だけを片っ端から読んでいくっていう謎の趣味がありまして、 この『風の歌を聴け』の冒頭を読んだときは、ほんとうに背骨が砕けそうになるくらい衝撃... -
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『郵便局』 / チャールズ・ブコウスキー
熱狂的なファンが多いと言われているアメリカの作家・チャールズ・ブコウスキー。 一方で、全然受け付けないという人も少なからずいるのではないかと思うほど、ユニークかつパワフルで、いい意味でなんじゃこりゃあ、と感じる作家です。 そんなブコウスキ... -
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『変身』/ カフカ
https://youtu.be/HMBkVHVhIxw ドイツ文学といえば、フランツ・カフカ。フランツ・カフカといえば、『変身』。 そう言っても、多くの人が納得してくれるだろう。それだけ文学の歴史においても重要な作品だと思う。 当然ながら、この「変身」は、さまざまな... -
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『偶然の音楽』 / ポール・オースター
本当に大好きすぎる作品。そして、「不条理」と言えば、真っ先にこの作品を思い浮かべる。 この偶然の音楽は、ジム・ナッシュという消防士が主人公なのだが、ある日、ジャック・ポッチィという男と出会ったがために、彼の人生はとんでもない世界へ進んでい... -
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『クリスマスキャロル』/ チャールズ・ディケンズ
この作品の魅力はとにかく、主人公であるスクルージに尽きる。 他人に対して、非常に残酷、冷徹、最低最悪ながらも、実は繊細で臆病で、簡単に心がわりもしてしまうという、とても憎めない、愛嬌たっぷりのキャラクター。 この作品と初めて出会ったのは、...
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